こんにちは。オーボエリードを製作販売している上月真子です。
私がこのホームページで発信したいことは、オーボエリードのオーダーメイド販売に関してもですが、こうやってブログを通じてみなさんに私の思いをお伝えしたいというのもあります。前回、第1回は
オーボエリードを選ぶときは重すぎるよりは軽めが良いのではないか、そして音程などの「機能」が十分かチェックする必要がある、という内容でした。今日はリードの話を進める前に少し話題をそらしてみます。

みなさんは、何のために吹奏楽部でオーボエを吹いていますか?オーボエを始めたきっかけは何ですか?
私は毎回、ブログの最後にドイツ語で「Viel Spass und Freude am musizieren!」と書いています。意味は「音楽に楽しみと喜びを」です。
音楽というのは「その人の歌心(うたごころ)、こう表現したい」という気持ちが楽器を通して現れてくるものです。それを聴いている人に伝えるわけです。もちろん、オーボエを始めたばかりは音を出すのも難しいですし、リードが変だと全然思うように吹けないこともたくさんあります。
が、その「思うように」ってどういうことでしょうか。きっとみなさんの心の中に「私はこう表現したい、こう歌いたい」という気持ちがあるから楽器を手にして練習しているわけですよね。
その気持ちを大切にしてください。あなたがどう表現したいのか、どんなメロディを奏でたいのか、どんな歌を届けたいのか。まずはそれを感じることがとても大事になってくるのではないかな、と思います。

そのために、その思いを表現するために、楽器があり、リードがあり、練習方法があるわけです。その一つであるリードをメインに、私はみなさんをお手伝いしたいな、と考えています。これからもこのシリーズ【吹奏楽部でオーボエをがんばるみなさんへ】は続いていきます。そして、時々こんな感じで私の思いもお話ししていきます。音楽はその名の通り、音を楽しむものです。あなたの伝えたい音楽はなんですか。今日はこの辺で。
Viel Spass und Freude am musizieren! 音楽に楽しみと喜びを★