Homeブログオーボエリード(作り)について

【1年が経ちました】

このホームページを新しくして1年が経ちました。ご縁が重なり地元岡山の素晴らしいプロのチームの方々にお世話になってこのような素敵なページを作っていただきありがたい限りです。Bobさん、石川さん、加賀さんにはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

素人の自分が頑張って作ったホームページとプロの方にお任せするのとは「人の目に触れやすい」という点では当たり前の話ですが雲泥の差があります。この1年でリードをご注文くださる方の数が大幅に増えたこと、そしてブログを読んでくださってご連絡くださった方々の多さに私自身驚いています。特に4月に入ってからは世の中の動きも活発になり更に多くのリードをご注文いただくようになりました。

夏になってリード製作の忙しさ、自身の演奏活動も加わりホームページのブログ記事をなかなか書けないでいます。お伝えしたいこと、これまでの記事をまとめたり、、、やりたい事は沢山あるのですが実行が伴っていなくて申し訳ないです。どうぞ気長にお待ちください。

リードを注文してくださる皆さま、沢山のリクエストやご質問、問題や課題などをお知らせくださってありがとうございます。リードの機能面でのリクエストは大歓迎です。そして何かわからないことがあったらどんどん聞いてください。可能な限りお答えしていきます。

このホームページを新しくして、私自身の活動にも新しい動きが出てきました。今回で2回目になりますが「リード調整会& レッスンin 東京/横浜」を始めたことです。複数回、そして継続的にリードをご注文くださっているお客さまを対象に「事前にご注文を受け準備したリードをその場で吹いていただき意見を交わしながらより良く調整する」というものです。更に、私が普段から何度も書いている「ピープセン(リードだけで音をピーピー鳴らすこと)」の意味と実践方法を直接お伝えすることで皆さまの演奏がより自由になるお手伝いをするというものです。今回からは曲をレッスンしたりお客さまの方からも多くのご質問を頂きお答えする内容にもなりました。

「今までここまでしてくれる人はいなかった」「ここまで面倒をみてくれるなんて」というご意見をいただきますが、私にとっては特別なことではありません。私はドイツ・デトモルト音楽大学でリード製作のレッスンをし、リードを通してより良い演奏ができるように当時接していた学生さんたちと試行錯誤を重ねながら取り組んできました。その延長線上で行っているのがこの「リード調整会&レッスン」です。私にとっては自然なことでやりたいことを好きでやっているわけです。

一人ひとり体格、骨格、楽器、チューブ、音色の好み、、、あらゆる要素が違います。「これが良いのだ」という唯一無二のものはありません。その時、どんな厚さのリードでどの程度の抵抗、開き、寸法が適しているか判断し実行する。そしてそのアイテムを演奏にどうやってよりよく活かすか、、、柔軟に対応する必要があります。私が使う材料、道具、シェーパー、チューブは決まっています。が、そこから幅広いタイプのリードを作っていくことは可能です。今後もこういった活動を通して皆さまと関わっていけたらと思います。

そして、対面でなくてもお客さまから「具体的な機能面でのリクエストやご質問を多く頂く」ことにより希望されるものに近いリードに仕上げることが可能です。いつもご注文頂いている皆さまはもう既に実践していただいています。いつもありがとうございます。これからもどんどんリクエスト、ご意見お聞かせください。

長くなりましたが、いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

音楽に楽しみと喜びを★ Viel Spaß und Freude am musizieren!